授業では「双曲割引」の概念をさらに厳密に説明するために、それがどんなグラフで表わされるかを説明しあった。みんなの手つきから適切なグラフを想起していることはわかった。
グラフは名前の通り曲線を描く。
だが前回の「未来の価値は現在感じる価値より低くなる」という説明では単なる右下がりのグラフでもよいことになる。
グラフが曲線を描くことは、単なる直線的な右下がりと違った、どのような意味をもっているか?
「わかっている」ことがただちに「適切な言葉で言える」ことになるとは限らない。ここは、グラフが意味している現象を言葉に置き換える国語の学習だ。
グラフが曲線であることによって示されているのは、その価値の下がり方が、時間が経つほど緩やかになるということだ。近い未来「明日と明後日」では大きな違いだが、それより遠い未来「99日後と100日後」の違いはそれほど大きくない。
ここから筆者が導き出す見解を次のように表現してみよう。
と の違いよりも と の違いの方が大きい
空欄には何が入るか?
それはなぜ「悲観的」か?
それはどのようにして4「結論」を導くか?
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